平成26年度 春期 午前 問32
IPv6アドレスの特徴として、適切なものはどれか。
ア アドレス長は96ビットである。
イ 全てグローバルアドレスである。
ウ 全てのIPv6アドレスとIPv4アドレスを、1対1で対応付けることができる。
エ 複数のアドレス表記法があり、その1つは、アドレスの16進数表記を4文字(16ビット)ずつコロン”;”で区切る方法である。
回答
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エ 複数のアドレス表記法があり、その1つは、アドレスの16進数表記を4文字(16ビット)ずつコロン”;”で区切る方法である。
各選択肢の内容については、以下の通り。
ア アドレス長は96ビットである。
>IPv6のアドレス長は、128ビットです。
イ 全てグローバルアドレスである。
>IPv6では、プライベートアドレスを使用する必要がないくらい潤沢にアドレスがありますが、プライベートアドレスはあります。
IPv4のプライベートアドレスにあたる、「ユニークローカルユニキャストアドレス」があります。
また、ローカルネットワーク内でのみ利用可能で、ルータにより外部に中継されない「リンクローカルユニキャストアドレス」もあります。
ウ 全てのIPv6アドレスとIPv4アドレスを、1対1で対応付けることができる。
>IPv4のアドレスは2の32乗の数、IPv6では2の128乗の数のアドレスがあります。
IPv6の方が数が多いため、1対1で対応していません。
エ 複数のアドレス表記法があり、その1つは、アドレスの16進数表記を4文字(16ビット)ずつコロン”;”で区切る方法である。
>正解です。
2001:0db8:bd05:01d2:288a:1fc0:0001:10ee
と言った表記になります。(参考・wikipedia)
また、0を省略する表記などもあります。
出典:平成26年度 春期 基本情報処理技術者試験 午前 問32
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